私の愛した先生。【完】





「てか、俺がキスしたいだけなんだよね」


「で、でも…ここ学校だし」


「窓から見えない場所だから大丈夫」


「それなら…」


「いいの?」


「は、はい…」




私の返事を聞いて先生の顔がゆっくり近づいてくる。


ファーストキスをした時以上に心臓がドクドクいって


先生に聞こえるんじゃないかと思った。




「うんっ」




そして唇が重なる。




< 338 / 345 >

この作品をシェア

pagetop