私の愛した先生。【完】
私は先生のほうを見てにっこりほほ笑む。
先生は
「おっありがとー」
と言ってまたほほ笑んでくれる。
私はこの言葉が聞きたくて
先生の給食を運ぶんだ。
「先生…今日は先生の食べれないあんこありますよ?」
「まじか…って今日ほとんどおかずないじゃん」
先生はあんこが食べれない。
なんかアレルギーらしい。
だから私は
「あんこと私のおかず交換しますか?」
そう言いながら私は再び列に並ぶ。