私の愛した先生。【完】





「だよな~」




先生がそう言うと




「彼女に電話すればいいじゃないですか」




一人の男子がそう言った。


そっか…


今先生の彼女への誕生日プレゼントの話してたんだ。




「でもそういうのってサプライズが必要だろ?」




先生にしては意外なことを言う。


やっぱり先生は彼女のことが大好きなんだ…


私は一人シュンとして


それから会話に入ることはなかった。





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