私の愛した先生。【完】





「お前と同じ日だな」


「そうですね…」




自然にトーンが下がる私の声。


なんだか私本当に不幸な人みたい…




「やっぱりさ~プレゼントにしたいんだよな~」


「そうですか…ネックレスとか身に着けられるものがいいんじゃないですか?」




そうすれば先生といつも近くにいれる。


ペアとかもっといいと思うけど


私はそれを言わなかった。




先生に彼女と同じものをつけてほしくなかったから…





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