私の愛した先生。【完】





「身に着けられるものか~」


「はい」


「なぁ…お前今週の土曜日暇?」




いきなりの質問にびっくりする私。


今週の土曜日は9日。


お母さんの出産予定日に少し近い。




「たぶん暇ですよ?」


「じゃあさ付き合ってくれない?プレゼント選び」


「えっでもまずいんじゃないですか?」




そう言いながらも再び体温のあがる体。


どんな理由でもいい。


先生と出かけられるなんてきっとこの先ないと思うから。





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