私の愛した先生。【完】




「バーカ、2人しかいないのに後ろっておかしいだろ?バランスだバランス」




美術教師らしい発言をする先生。


私は今日、何回先生にドキドキするんだろう?




「じゃあ助手席ですか?」


「当たり前~。ほら時間かかるんだから早く乗れ」




そう言って助手席のドアを開ける先生。




紳士すぎます。


先生…




私は少し照れながら




「お願いします」




と言って先生の車に乗った。




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