私の愛した先生。【完】





「先生~これなんですか?」



美術室につき先生が箱を置いたところに私のもっていた箱を置いた。



「文化祭で飾った一年生の作品だよ」


「あぁ~」



二人きりの美術室はとても静かで


私の声はよく通った。



「てか先生ってたばこ吸います?」


「なんで?」



まぁ当然の質問だよね。



「たまに匂いするんですよね…」


「まじで~?」


「本当ですよ(笑)」



私が笑いながらそう言うと



「そりゃあ俺も大人だからたばこの1本や2本吸いたくなるときはあるさ~」



と言うものだから私は



「ストレスってやつですか?」



と聞き返した。





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