私の愛した先生。【完】
一人残された車内で必死に熱を下げようとする私。
「今…先生から私の手触ったよね?」
その手の感触を再び思い出し
顔を赤くしてしまう。
「やばい…やばいよー!!」
車の中で思わず叫んでしまう。
あっ思ってあたりを見渡すが誰もいないようで安心する。
「外の空気吸いたいな~」
私はそう思って取りあえず車を降りた。
でも車から離れるわけにはいかないので
その場でグーっと背筋をのばす。