私の愛した先生。【完】






「どうして…?」


「どうしてって…先生には彼女がいて、やっぱり宝石とかあげるのは彼女だけにしてあげてください」




あぁ…


どしよう自分で言ってなんだか泣きそうになってきた。




「もらってくれないのか…?」


「先生は…そんなに私にもらってほしいんですか?」




先生はその質問に苦笑いして




「どうだろ…」




それだけ言った。




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