私の愛した先生。【完】





「えぇ~それって褒めてるんですか?」




少し苦笑いを浮かべる私を見て先生は


同じように苦笑いを浮かべ




「褒めてるんだよ」




そう言って車を走らせた。




先生…?


先生は今何を考えてるの?


私のこと?


それとも…


彼女?




私は先生の横顔を見てとても切ない気持になった。




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