私の愛した先生。【完】
クリスマス
そんなこんなであっという間にクリスマスの時期。
あれから先生と私の関係はとくに変わりはなく
いつものように挨拶してただ話すだけ。
でも私の気持ちだけはどんどん変わっていく。
先生を見るだけでもう…
好きって気持ちを抑えられなくなりそうだった…。
「クリスマス~」
私は机につっぷしてそう叫ぶ。
「彩はクリスマス何するの?」
「うーん家族と一緒にごちそう食べるだけ」
彩は私と同じく彼氏はいない。
可愛いのにあんまりそういうことには興味がなさそうだった。