空月


「…なんだっけ??」


「…うん、一回死ね(黒笑」

殺気を思いっきり出してやった。

だってウザイんだもん。

そしたらあの、弱くて、ウザくて、キモイ親父は
馬路で泣き始めやがった…


…うぜぇ


こうなったら…最終手段を使いますか♪

「父さ~ん♪
冗談だから泣かないの!!

ほら、早く泣き止まないと…どうなっても知らないよ??」


上目づかい+甘い声+脅し♪

最後の言葉を聞いた親父はビクビク怯えながら黙った。


あ~面白かった♪


「で、馬路で何?」


「あ、そうそう

空、明日から咲南に行け」


「あ?あそこって兄貴達が行ってる男子校だよな?
しかも不良校
…ま、いっか。
分かった、行く。」
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