つながり
朝、起きたら暑い風とともに清々しい太陽の光が差し込んできた。

大輔は、元気いっぱいに起きあがる。
この時を楽しみにしていたといわんばかりに。

朝ごはんを食べて、さあ!とかけ走る。

「大輔!気をつけるんだよ!!」

おばあちゃんの声が背中から聞こえた。
振り向いて、ガッツポーズする!

大輔は走る。

海が見える。少年たちが走っていた。
大輔はその少年たちとともに、かけっこを展開する。

そして、海岸に出て、目の前に広がる光景を堪能する。


「わぁぁぁぁぁ!!!」

あまりにもの綺麗さに、大輔は歓喜の声をあげる。

目一杯遊んだ。見ず知らずの少年たちと海で泳いだりした。

楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
あっという間に昼を迎えて、家に帰った。


いっぱい遊んでなおも、身体は元気パワフルだった。

そして、昼から、波照間島冒険を計画していた。
いろんなところにいっちゃおうと考えていた大輔だった。

「いってきまーーーす!」

昼過ぎに、服を着替えて外に出る。

おばあちゃんは、その背中を見届ける。

「あの子は、元気いっぱいありゃね。」
「本当にねぇ・・誰に似たんやでしょうね。」

おばあちゃんと母は、微笑ましい表情で大輔の背中を見送っていた。
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