つながり
大輔は、波照間島を駆け巡る。

綺麗な自然。澄んでいる空気。

「あ~!!気持ちいい~!!!」

大輔は、草原を駆け走り、芝生のベッドに倒れたりした。

「このまま、こうしていれたらいいなぁ」

あまりもの気持ちよさに眠たくなってしまう大輔だった。

ふと、目の前を見た。

大きな大きな森林――――。

「うわぁ・・!」

あまりものでかさに感激する大輔。

少年期の冒険心は、誰にも止められない・・・。


気がついたら、大輔は、森林の目の前に立っていた。
大輔が豆に見えてしまうようなあまりものでかさ。

「・・立ち入り禁止のお札はないみたいだね。」
おばあちゃんの言いつけ通りに、立ち入り禁止のお札を、探す。

目の前に広がる未知の場所を見て、大輔はうずうずする。

「ええいっ!冒険だぁ~!!」
大輔は、森林の中に入っていく。


「・・・。」
それを、その光景を見ている人がいた・・。



そして、森林の入り口付近。
地面に、立ち入り禁止のお札が落ちていた・・。


(今日の夜から雨が降るみたいだから、ここにいなさい!)
波照間島に到着した日・・・
母が言っていた一言。

雨の影響で、立ち入り禁止のお札が剥がれてしまっていたのだ・・・。


立ち入り禁止の森林に入ってしまった大輔の運命は・・・!!
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