THE・天然美少女&イケメン男子
あたしは日本語で返した。
「考えてないから。」
「!? あなたフランス語がわかるんですの!?李音様とどういうご関係?」
え!?
関係?
普通の…人?
「実は僕の彼女なんだ。」
「「「彼女ぉぉお!?」」」
彼女!?
そういえば…。
忘れてた。
そんな約束したな。
なんか…。女子からの視線が痛い…。
思い空気。
「か、彼女なんて…。わたくし李音様のコト狙ってましたのに‐。」
そういって鳴き始めるこもいる。
チラッて李音を見ると面倒くさそうな顔をしている。
てか今、英語の授業中だよね?
なんか嫌な予感が…。
「あんたたち…。私の授業でよくしゃべれるわね…。そんなにしゃべりたいな教科書155~167ページ読みなさい。茉莉。」
うぇぇ!?
あたしですか?!
まぁいいや。
そうおもいつつ教科書を開くとなんと!!
すべてフランス語で書かれていた。