THE・天然美少女&イケメン男子
「トイレはね、こっち!!」
そういって手を引っ張られた。
「うわっ!!」
その衝撃で誰かにボスっと・・・あたった。
「あっ、ごめんなさい!!」
顔をあげるとそこにいたのは・・・李音
「なんだ。李音か…。謝って損した。」
「あ?お前ちょっと来い。」
あいつはあたしの耳元で囁いた。
ドクンッ!
…なんだろ?
まさか心臓の病気!?
保健室行こっかな…。
「おい。早くしろ。」
あ、すっかり忘れてた。
あいつに呼び出しされたんだった。
「今行く。ごめんね。桃ちゃん。また今度。」
「ううん。あたしの方こそごめん。つい引っ張っちゃって…。李音様にも言っといて!」
そういって桃は自分の机に戻っていった。