THE・天然美少女&イケメン男子
「名前、なんて言うの?」



これって本名言った方がいいの!?



どうしたらいいのぉぉお!?


その時、天の声が…。



「おい。尚輝。なにしてんだよ。早くし…ろ…」


そこにいた天とは…。





「茉莉…?」










李音だった









「あ…。
李音…。」



「お前なにしてんだよ?」


「その、ちょっと転んじゃって…。」


あたしはかみかみに説明した。


「はぁー。
大丈夫かよ?」


「あ、うん。大丈夫!ほらこのとおり!」


グギッ



「んぐっ…」



「うん。大丈夫じゃないね。保健室行こうか。尚輝!俺茉莉保健室運んでくる。お前はこの子の面倒みてろ。」


「ああ、わかったよ。」



「へっ?ちょっ、いいってばぁ…」



そんなあたしを無視して李音はあたしをお姫様抱っこした。



「ちょちょちょ、おろしてっ!は、恥ずかしいってば!」



「怪我人は黙っとけ。」







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