THE・天然美少女&イケメン男子
茉莉+゜side
ハムッ
おいし~♪
あたしはクレープを頬張りながら幸せに浸っていた。
「フフッ。おいひー♪」
「よく食うなー。茉莉は。腹に肉、つくぞ?」
そういってあたしの頭をコツンと小突いた。
「ふぇ?」
あたしは上を見上げる。
そこには…、
「よっ!!」
と、片手をあげるあたしの幼なじみ、大里 猛 《オオサト タケル》がいた。
「あ、猛ちゃん!!何してるの?」
すると猛ちゃんはあたしの隣に座った。
「ん?茉莉の帰りが遅いから迎えに行ってきてくれないかって。おばさんが。」
「えっ!ママが?ちゃんと連絡したのに。」