どんなときも ありがとう【短編】
「西内くん。小4から同じクラスだよね。」
もー、何言ってんの?
学校のアイドルが
私の事なんて覚えてる訳ないじゃん。
「うん。」
「実は、私、小4の時から、西内君のことスキでした。って、こんなこといきなり言われても困るよね。ゴメンね。」
私、あやまちゃってる。
でもお願い、この想い。届いて。
私は、かわいくないし、地味だけど
西内君への気持ちは誰にも負けない自信がある。