よつばのクローバー
~好きな気持ち~
蓮と付き合ってから私の日常がいっぱい変わった。
登下校は蓮といっしょ。
放課後は近くの公園で会ったり。休み時間も2組(私のクラス)にきてくれたり。
蓮は1組でちかいし。
前よりも蓮といっしょにいる時間が増えた。
「ゆうひ今日も一緒に帰ろ。」いつものように私のクラスに蓮がきた。でも私は
「ちょっちょっと待って。日直の仕事まだで。」
ウチの学校は日直の仕事が多いのだ。
説明しよう!!
まず朝はやく来て カギを開ける。そして机の位置をそろえ、窓をあける。
授業のはじまりとおわりの挨拶はあたりまえで、今日の出来事をノートに2ページもかかないといけない。
最後はみんなが帰った後、そうじをして、黒板けして、机の位置ととのえて、明日の時間割を黒板にかいた後はじめて
下校となる。
「ゆうひー!手伝おっか?それとも...蓮にしてもらう?」
にやけながら私に声をかけた人物は親友の 東堂 里菜。
私と蓮の事を雄一しっているんだ。
「りな~!蓮より、りながいい~」
「は!?おいっ!東堂!お前自分が何やってるか分かってんのか!?」
蓮がすごい顔でりなを睨む。
「はいはい。何やってるって?ゆうひの親友りな様が手伝うからあんたはいらないっていってんの。だいたい親友の私にやかないでよ。」
りなの言葉に蓮は顔を真っ赤にして私たちのいる教室をでていった。