狼がいる保健室



誰もいねぇみたいだし、
襲ってみるか??


「先生…」


「んー?」


やめとくか…。まぁ、そのうち襲うけど。うまいモンは、最後に食べる主義。


「寝てもいい??」


「んー、いいわよ。お昼になったら起こしてあげるからね」


ペコッと一礼して、カーテンの向こう側へと足を進める


「すぅー…んにゃ…」


誰かが布団にくるまってる、小さッ


「んにゅぅ…」


寝返りをして、俺の方へと身体を向けた。寝言多くね?こいつ…でも寝てる時の顔がすげー幸せそう


『ギュッ』


「…なッ!?」


カーディガン掴むな!!のびんだろーがっ


「どうかした~?」


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