音色にのせて
第1幕:日々





吹奏楽部には日々の練習が大切なのである。



1人が練習をサボれば1つ気持ちが欠ける。



部員と演奏を成り立たせるには皆が同じ気持ちで楽器を吹くこと。



これが第一の目的である。



次に楽器が欠ければ演奏は成り立たない。



ちゃんとした楽器ごとのパートが吹奏楽には必要になる。



木管、金管、打楽器。
それぞれの特徴があり
それぞれいい音色を持っている。



高音を受け持つ
トランペット、フルート、クラリネット、オーボエ、アルトサックス。



中低音を受け持つ
トロンボーン、ホルン、ユーフォニアム、テナーサックス、アルトクラリネット。



低音を受け持つ
チューバ、バリトンサックス、バスクラリネット、ファゴット、コントラバス。



この高音、中低音、低音の音が欠ければどうなるのだろうか。



考えれば分かるはずです。



演奏ではないただ楽器を吹いているだけ。
ただそれだけになるのです。



どのパートも日々一生懸命に練習をしている。



大きな大会。



全日本吹奏楽コンクールで全国を目指して────。


第1幕:日々


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