キミ想う恋ゴコロ‐セツナクアマイコイ‐
シーン2.波乱
廊下で、川島先輩はあたしに向かって言った。
「アンタのせいで……弘介と別れることになったんだから!」
目の前には、ヒステリックになった川島先輩。
どういうこと…?
「寝取ったんでしょ!?サイッテーね!!」
そう言い捨て、川島先輩は去って行った。
あたしが、寝取った…?
広田先輩のコトは、好きじゃないのに…。
もしかして…こないだの、あの言葉は、本当…なの?
だとしたら、キチンと断ればよかった。
あたしのせいで…広田先輩と川島先輩が別れることになったんだ。
あたし、サイテーだ。
川島先輩に、謝らないといけない。
「待って」
「鈴香…」
平間 鈴香。
クラスメイトであたしの親友。
「よけいこじらせるコトになるよ。ただのケンカじゃないから」
「謝ったら、ダメなの?」
「今は…そっとしておくのが一番だから…」
「…ありがと…鈴香」
あたしは…鈴香の言ってる意味がよく分からなかった。
でもきっと、鈴香の言ったことはあっている…と思う。
切なく真剣な目をした鈴香の言ったことは……。
「アンタのせいで……弘介と別れることになったんだから!」
目の前には、ヒステリックになった川島先輩。
どういうこと…?
「寝取ったんでしょ!?サイッテーね!!」
そう言い捨て、川島先輩は去って行った。
あたしが、寝取った…?
広田先輩のコトは、好きじゃないのに…。
もしかして…こないだの、あの言葉は、本当…なの?
だとしたら、キチンと断ればよかった。
あたしのせいで…広田先輩と川島先輩が別れることになったんだ。
あたし、サイテーだ。
川島先輩に、謝らないといけない。
「待って」
「鈴香…」
平間 鈴香。
クラスメイトであたしの親友。
「よけいこじらせるコトになるよ。ただのケンカじゃないから」
「謝ったら、ダメなの?」
「今は…そっとしておくのが一番だから…」
「…ありがと…鈴香」
あたしは…鈴香の言ってる意味がよく分からなかった。
でもきっと、鈴香の言ったことはあっている…と思う。
切なく真剣な目をした鈴香の言ったことは……。