君をいつまでも
私の親は優しい。
友達にはいつも羨ましい
っていわれるけどヤダ。

嫌いなワケじゃない。
家が嫌いなの。

ごめんね?
お母さん、お父さん。
泣いてたよね。

悲しませたいワケじゃないの。
お母さん達は私に甘すぎて
物足りないの。

物足りないって言い方は
ちょっと変だけど毎日が
サビがない歌のようだった。

AメロからはじまってAメロで
終わる。

そんな毎日がイヤだった。

2人とも大好きな私はもちろん
そんなこと言えるはずがない。

だから勉強を理由に東京に
来た。
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