君をいつまでも
翔☆Side
「翔ー!!起きなさいー」
1階から声が聞こえた。
「ん・・」
朝か・・・。
俺、もう中学生なんだな。
まだ染めたての茶色い髪を
くしゃっとしながら考える。
ピンポーン
「翔ー!迎えに来たぜー!!」
今俺を迎えに来たのは
小1のときからの大親友の
風磨。
なかなかのイケメンだ。
制服を少し着くずして
玄関へと向かう。
「はよっ(^^)」
俺は満面の笑みで風磨に
あいさつを交わす。
「はよっ!翔ー♪相変わらず
イケメンだなーっ」
そこはスルーで。
「可愛い子いるかなー?」
「いるんじゃね??」
とまあ適当な会話をする。