王様とアタシの絶対恋愛制度

これは夢か現実か



「凪紗!」


…!


背後から名前を呼ばれてハッとした


ぼんやりする辺りの景色を見渡す


いつから寝てたんだろう?


そして、ここは…どこ…?


黒板と…縦横に綺麗に並べられた机…

楽しそうに話す制服を着た人たち…


ああ!学校か…


「なーぎーさ?」


1つの答えを導きだした瞬間
再び名前を呼ばれてガシッと頭を掴まれた


「ちぃ?」


振り返らなくてもわかる…


その愛しい声


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