BAD COMMUNICATION-僕を許して-

「はい、アンタも素振りするでしょ」


メグ姉から木刀を渡される。


「待って、俺着替えてくる」

メグ姉はあきれ顔でわたしを見た。


「アンタ。。。まだ一人称俺、なの?もう藍にも会ってないんじゃないの?」


わたしはメグ姉を一瞥する。

「ううん。会ってるよ。それに。。これは変えられない」


メグ姉は一息つく。

「でもさ、もしアンタのお母様の前で言っちゃったら。。悪いじゃん」


「それは。。。大丈夫だよ」


わたしは藍を守るって決めたから。






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