BAD COMMUNICATION-僕を許して-


1時間くらい回って、喫茶店っぽいところでジュースを飲んでいた。

「疲れたー。なんか気になるヒトいた?」

「いないかな。ユリは?」

「全くいない」

「あはは。そっか」

ジンジャーエールが氷だけになった。氷が多すぎる。

わたしの携帯が鳴った。

名前はメグ姉だった。


「どうしたの?メグ姉」

「あーちょっとやばい感じ?」

どうやら前回の喧嘩相手に会ったらしい。

「ユリ。。。悪いけど付き合える?」

このままではメグ姉がやられてしまう。

「今回だけだよ。。すぐ行く。どこ?」


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