素直になれなかった・・・。
ガラガラガラッ。

「「やっぱ、麻美も紗希も、すごいね。」」

「「これから、美波、どうなっちゃうんだろうね・・・?」」

紗希・・・。

どうして、あたしばっかり、こんな目に合わなくちゃいけないの。。。。

「せんせーい!!私も、こいつの顔見たくないから、紗希を一緒に廊下に立ってまーす。」

「渡辺!!ふざけるなっ!!」

「ふざけてません。大まぢですけど・・・?」

ジロッ。

「・・・・分かった。勝手にたっとれ!!」

「「渡辺やべー!!」」

「「もう、アイツ女ぢゃねーよ!!」」

麻美・・・。

あたしのせいで・・・?

あたし、何もしてないのに・・・?

違う!あたしが、優太に告ったから・・・・

やばい。また泣きそうになっちゃう・・・。


ガタッ。

「先生・・・。あたし、ちょっと体調悪いんで、保健室行きます・・。」

「おう。分かった。気をつけろよ。」

「はい。」

うわー・・・。

みんなの視線が痛いな・・・。

廊下、通りたくないな・・・。

でも、みんなの前で泣くよりも、ましだよね・・・。

そんなことしたほうが、

みんなの視線が、もっと痛くなる・・・。
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