素直になれなかった・・・。

過去~真実~

クラス発表でも、見に行ってこよう。

えーっと・・・。

「・・・5組か・・・。」

知っている人とかいるかな・・・?

あ。麻美も同じクラスだ。

・・・って、もう関係ないんだった・・・。

「あっ!麻美ぢゃん!!あーーーーーーー!!麻美5組~!?いっしょだぁ!!やった」

「紗希~!!本当に?一緒?やったぁ!!」

「ねぇ・・・。麻美さ、美波と同じクラスなんだね・・・。」

「うん・・・。でも、もう関係ないよっ!」

「そうだよねー・・・。もう、あんなやつと関わっちゃダメだよ!?てか、何かあったら、紗希が守ってあげるからね?」

「うん!分かってるよ。ありがとぉ☆でも、優太に言ってほしかったな・・・。」

「麻美は強いねー!てか、優太ぢゃなくて悪かったね―!!他校なんだから、しょうがないぢゃん!紗希で我慢してよ―!!てか、美波が、あんな最低なやつだと思わなかったなー!!優太のこと、奪ったり、紗希たちのこと裏切ったり――」

ジロッ。

にらまれた・・・。

もう、ここにいるのやだ・・・。

自分からやったくせに・・・。

こうなることくらい、分かってたのに・・・。

何で、あの時、私は本当のことを言っちゃったんだろう?

うそついて、麻美とか、紗希とか、またみんなで一緒にいたら良かったのに・・・。

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