秘密の部屋で

「は?んなもんもう終わってるに決まってんだろ。それよりお前こそどうなんだよ?さっきのことはよ?」




「さっきのこと?」




“翔・・・好き”



思い出したのか、亜緒の顔がいっきに赤くなる。



やべぇ。



可愛すぎだろ。



そう思ってしまう俺は、極度の重症なんだろうな。




「私は・・・翔のこと好・・・」



「俺も」



言い終わるまで待てなくて、そのままキスをした。




何度も、何度も。
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