秘密の部屋で

大きなため息がでる程、亜緒には手がかかる。





あいつの傍にいると、いつも抱きたくなる。





当の本人は気づいちゃいねぇようだが。

















保健室に行って氷と薬を貰って帰ってくると、さっきまでいなかった良平がいた。






「お前・・・今日もおばさんの手伝いあるんじゃなかったのか?」





「今日はあんまり客がおらんくてな。そんで早めに切り上げてん」
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