秘密の部屋で

し・・・知らなかった・・・




なんか・・・悔しい!!



落ち込んでいる私を見て、翔は



「知らないのも無理はない。俺も良平もお前の前では吸わないようにしてる」



と、言い放った。



「へ?なんで?吸うなら別に吸ってもいいのに」



私がそう言うと、翔は眉をしかめる。



「アホか、お前」



「は?」



「馬鹿だろ、お前」



「え?」



ついには、呆れた表情。



なんだよ!?


人の顔みてそんな顔しないでよ!?



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