日常詩
まにまに
切ない時の恋情歌
ほっ。ほっ。ほっ。無音の中で雪の音。
シン、シン、シン、シン、電車のなかで箱の音。
ほっ。ほっ。ほっ。まるで拙い唯一哲学。
僕はああの中へ入りたいのです。
まるで頭の悪い唯物信者。
「ぼくはあの箱をさがしている。あの不思議な魅力を持つあの箱」
探してどうなる。 探して葬気だろうか。
探してはいけない。探してはいけない。
ほっ。ほっ。ほっ。
かつての思いは勿忘草。
ほっ。ほっ。ほっ。
これで糸は手繰れますか?
「僕日に日に中へ入りたい。入りたいよ、一つになってしまいたいよ。」
「愛ゆえに僕はおかしくなってしまった。好きなんだ。箱の中を愛してるよ。
だから、ぼくはっ、愛故にー終章。」
シン、シン、シン、シン、電車のなかで箱の音。
ほっ。ほっ。ほっ。まるで拙い唯一哲学。
僕はああの中へ入りたいのです。
まるで頭の悪い唯物信者。
「ぼくはあの箱をさがしている。あの不思議な魅力を持つあの箱」
探してどうなる。 探して葬気だろうか。
探してはいけない。探してはいけない。
ほっ。ほっ。ほっ。
かつての思いは勿忘草。
ほっ。ほっ。ほっ。
これで糸は手繰れますか?
「僕日に日に中へ入りたい。入りたいよ、一つになってしまいたいよ。」
「愛ゆえに僕はおかしくなってしまった。好きなんだ。箱の中を愛してるよ。
だから、ぼくはっ、愛故にー終章。」