男の中の女.~love story~



翌日。

補習は7月中毎日あるので
今日も。

そして、また結城に会う。


さっそく萎えた。




教室に入ると
結城は既にいた。

・・・って、気まずっっ!


ま、気にしちゃ余計気まずくなる。

仕方ない。頑張るしかない


「お・・、おっはよー!」

アタシはいつも通り振る舞ったつもりだった。

「・・・お前、別に無理しなくていーぞ?」

けど、きっと笑えていないと思われるアタシの顔をみて
結城はため息をついてそう言った。

「無理なんてしてないですよ?
 アタシ、いつもどおりだから~☆」

そういって、席に着く。

「もう明日からこなくていーから」

淡々と述べる結城。


は?


< 34 / 85 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop