男の中の女.~love story~
翌日。
補習は7月中毎日あるので
今日も。
そして、また結城に会う。
さっそく萎えた。
教室に入ると
結城は既にいた。
・・・って、気まずっっ!
ま、気にしちゃ余計気まずくなる。
仕方ない。頑張るしかない
「お・・、おっはよー!」
アタシはいつも通り振る舞ったつもりだった。
「・・・お前、別に無理しなくていーぞ?」
けど、きっと笑えていないと思われるアタシの顔をみて
結城はため息をついてそう言った。
「無理なんてしてないですよ?
アタシ、いつもどおりだから~☆」
そういって、席に着く。
「もう明日からこなくていーから」
淡々と述べる結城。
は?