俺は彼女の執事じゃない!
「吉沢日向!はやくしなさい!」

うぅまたフルネーム&呼び捨てかい!!



もう否定する気力が俺にはもう残っていなかったし、もうなにがなんだかわからなくてつい首を縦にふってしまった。
それに、一つ屋根の下に住むって事は、姫にあ~んなことやこ~んなこと(キモい主人公になってきたぞ??)できたりするのか!



おれは必死で顔がにやけないように努力をした…つもりだったが

「なんなの?吉沢日向!?にやけた顔して、顔が不細工になっているわよ?」

はっとしたように俺は顔を下に向ける。

「まぁいいわ!さぁ早く荷物とりにいってきて!あなたの家の前にうちの使いがきているから」




あぁとあいまいな返事をしておれは学校からでた。
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