少女Aのひみつ
ぼーーー
俺は机の上に手を置き口を半開きのままさっき聞いた会話の内容を思い出す
今日も誰か言ってたっけー
ーーーーーー「1の5の古江 梨乃って、ほんと可愛いよね〜」
え〜〜?
そんなことないよ〜
あなたのそのブツブツに侵された顔とか、バシバシに痛んだ髪のほうがステキだよ〜
きゃは★
なーんて・・・
「言うとでも思ったかボケーーー!!!」
「はぁ、はぁ・・・」
俺は肩で息をしながら立っていた
目の前にはついさっき俺が倒した可哀相な机
くそっ・・・!
ガタッ
俺はそのまま自分の椅子に座る
周りは俺の突然の行動に驚いている
けどそんなことはどうでもいい
「マジやってられっかよ・・・」