い ち ご み る く
何、この体勢!!
理解できんっ
彼はあたしに跨ったまま。
あたしのブラウスのボタンに
手をかけた━━━━━━━
気持ち悪い。
あたしはそう思い
「やめて!」
そう叫び
ブラウスのボタンをはずそうとする
彼を制止した。
あたしは彼から逃げようと
必死に抵抗した。
でも男の力にかなわなかい。
腕をがっちり掴まれた。
そしてまたボタンに手をかけ
ボタンを1つはずした。
嫌だ。こわい。
こわいけど声が出ない。
自然と涙が出てきた。
もう駄目だ。
って思った瞬間
「おい。てめぇ何してんだよ!」
森山憐が立っていた。