い ち ご み る く


「はっ?そんなこと??」

「"そんなこと"じゃない!」


男子に見られるなんて最悪だよ。



「そんなことで恥ずかしがってたら
この先できないよ?」


ムカつく。
しかも何??
サラッとエロいことを
言っちゃうアイツ。



「そんなこと、しないし。」

あたしは頬を膨らませて言った。




「俺が抱いてやるよ。」


━━━━━━━━━━/////


「だっ抱かれない!!」


「素直じゃないな。
優しくしてやるよ?」




ほんとに何なのよ。
コイツっ━━━━━━━━!!


「てかさぁ。」

森山が口を開く。

「・・・・・・・・・・・・・・・」
ムカつくから無視してやる。



「紫って欲求不満の色なんだってさ。」



死ね。
この悪魔。


バッチリ色までチェックしやがって!



「誘ってんじゃねー。」


何ほざいてんだぁ!!




「まじ最悪。」



ちょっと良い人かもって思ったのに。




前言撤回!!!!!!


この人、まじ最悪最低。
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