い ち ご み る く
段々、2人の距離が縮まっていく。
2人の距離が2、3cmぐらいになったとき
また恥ずかしさがこみ上げてきた。
あたしは静かに
あいつの唇に自分の唇を重ねた。
軽く触れるだけのつもりだったのに
唇を重ねた瞬間
あいつがあたしの首に
腕をまわしてきて
身動きがとれなくなった。
さっきのように舌を入れてきて
あたしの舌に絡ませてくる。
「んあっ・・・・・・・・や」
嫌だって言いたいのに
うまく言えない。
「あ・・・・・んっ・・・や・・・めて」
やっと言えたのに
アイツはキスに夢中すぎて
全く気付いてない。
「ん・・・ぁ・・ン」
ほんとに苦しくなってきた。
あたしは無意識のうちに
アイツの首に腕をまわしていた。