君の詩が色褪せても
弥生の要望で愛里子の部屋である客間を覗く3人。
六畳の和室。
勿論、窓には障子。
布団がちょこんと脇に畳まれていた。
「これはダメだよ!ロリータは全てがスイートじゃなきゃ!」
「すっ…すい〜と?」
急に大声とテンションを上げる弥生に驚きを隠せない日和だった。
「愛里子はこの部屋落ち着くけど」
「ダメだよ愛里子ちゃん!これじゃ妖精じゃなく座敷わらしになっちゃうよ!」
愛里子の手を顔の前で握る弥生。
「えー!愛里子、妖精じゃなくなっちゃうの!?」
真剣な眼差しで弥生の手を握り返す愛里子。
おっ…おい…―
「そうだよ!愛里子ちゃんにはドールハウスで過ごしてもらわないと!」
ドールハウスって…―
「うん!愛里子、住みたい!!」
なんだよコイツ等!―
「日和くん、この部屋改造してもいいかな?」
「えっ…」
ハツラツとした弥生の笑顔にポカンとする日和。
「ダメなの?」
そんな顔を不満げに見つめる愛里子。
「べっ…別に…オレは構わないけど…」
……?―
「やったぁ〜!!」
弥生に抱きつく愛里子。
六畳の和室。
勿論、窓には障子。
布団がちょこんと脇に畳まれていた。
「これはダメだよ!ロリータは全てがスイートじゃなきゃ!」
「すっ…すい〜と?」
急に大声とテンションを上げる弥生に驚きを隠せない日和だった。
「愛里子はこの部屋落ち着くけど」
「ダメだよ愛里子ちゃん!これじゃ妖精じゃなく座敷わらしになっちゃうよ!」
愛里子の手を顔の前で握る弥生。
「えー!愛里子、妖精じゃなくなっちゃうの!?」
真剣な眼差しで弥生の手を握り返す愛里子。
おっ…おい…―
「そうだよ!愛里子ちゃんにはドールハウスで過ごしてもらわないと!」
ドールハウスって…―
「うん!愛里子、住みたい!!」
なんだよコイツ等!―
「日和くん、この部屋改造してもいいかな?」
「えっ…」
ハツラツとした弥生の笑顔にポカンとする日和。
「ダメなの?」
そんな顔を不満げに見つめる愛里子。
「べっ…別に…オレは構わないけど…」
……?―
「やったぁ〜!!」
弥生に抱きつく愛里子。