君の詩が色褪せても
悪いと思いながら部屋に入る日和。
静かに愛里子の顔を眺める。
ヨダレを垂らして眠る愛里子。
色気ゼロである。
子供かよ…―
日和は愛里子の口をそっとティッシュで拭いて退室した。
「…より」
寝言を呟く愛里子の目元から、涙の雫が落ちた。
静かに愛里子の顔を眺める。
ヨダレを垂らして眠る愛里子。
色気ゼロである。
子供かよ…―
日和は愛里子の口をそっとティッシュで拭いて退室した。
「…より」
寝言を呟く愛里子の目元から、涙の雫が落ちた。