幸せのQuintet


「なんだったんだろ…?」


私は一瞬のことで頭がついていけてない。



「あ~、面白かった!」


隣で呑気に笑っていた和香はやっと笑い終わった。



「今の面白がってたの?!」


「うん♪」



私は焦っていたのに~



「にしても恋美…寺嶋くんに城戸だなんて、凄いね」


和香ちゃんは私の顔を見ながらニヤニヤしている。



凄いって…何が?



私はわからなくて頭を傾げた。



「まぁまぁ、いつかわかるって」



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