幸せのQuintet
「あ、謝らないで!2人とも助けてくれただもん」



かっこよかった。



「そっか。よかった」


「ほんと無事でよかったな」



大貴くんがニッと笑い、
城戸くんもホッとしたような顔になる。












“ドキドキドキ”


あれ…? なんでだろう?


胸がドキドキする。


もう怖くもなんともないのに…




「ったく、れみっちを助けようと思ったのに歩が邪魔した」


「仕方ないでしょ。あんな光景見たら黙っていられなかったし」


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