幸せのQuintet
「あぁ…!」
俺は洋介達が出て行った舞台袖を見つめた。
もちろん本気で好きだった。
ずっと傍にいたかった。
でも・・・・
「俺の気持ちが通じるより
れみっちには幸せになってほしいから」
俺は、れみっちの笑顔が見れれば満足だから。
だから俺は、この気持ちを諦める。
「大貴…」
「だいたいさ!あの2人じれったすぎなんだよ。お互い気付かなくてさ」
本当はずっとわかっていた。
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