幸せのQuintet


2人が想いあっていることぐらい。



それでも好きになった。


その気持ちに後悔はない。





「こうでもしなきゃ、あいつら前に進みそうにもないから…」



これが、あいつらにする
最初で最後の俺からのおせっかい。





「・・・・いい男じゃん」


歩はニッと笑って大貴を肘で軽くつっついた。




「だろっ?」


俺もニッと笑う。




ポンッと有吾は俺の肩の上に手を置いた。



「いつか大貴にも、いい奴が見つかるよ」


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