幸せのQuintet


「悩みがあるなら皆に相談しろよ。誰も迷惑なんて思わねーから」


そう言って有吾くんはいつもの場所に座った。



「うん!」



凄く嬉しかった。


有吾くんとはあんまり話さないんだけど、そんな風に思っていてくれたんだ。



「有吾~!お前かっこいいこと言い過ぎだろ」


「ほ~んと!私にもそういう言葉かけてほしかったなぁ」



すかさず大貴くんと歩ちゃんがが有吾くんを冷やかしに行った。



「お前らには悩みなんてないだろ」



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