幸せのQuintet


「あ、あの!//」


私は少し大きな声で言った。



みんなが注目して恥ずかしい…//

でも…!





「聞いてほしいものがあるの」



「聞いてほしいもの??」


みんなが首を傾げた。




私は曲の伴奏のCDをセットしてマイクの前に立った。



みんなには私の前に座ってもらった。



「れみっち…もしかして……歌うのか?」


大貴くんが少し不安そうに言った。



「ぅん」


私は頷いた。



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