幸せのQuintet
もし…歌は素敵だということを伝えられたらいいなって。
それは他の人じゃなくて、自分で出来たらって。
そう思ったら、だいぶ緊張が解けた。
今思えば単純だなって思うけど、歌えて本当に良かった。
「これでみんなで練習できるね!」
「うん!」
歩ちゃんと話していたとき…
「マジでやべーかも…」
口元を隠して大貴くんが顔を赤らめて呟いた。
城戸くんは少し驚いた顔をして、有吾くんはただじっと見ていた。
でも、このときの私は全然知らなかった。
それは他の人じゃなくて、自分で出来たらって。
そう思ったら、だいぶ緊張が解けた。
今思えば単純だなって思うけど、歌えて本当に良かった。
「これでみんなで練習できるね!」
「うん!」
歩ちゃんと話していたとき…
「マジでやべーかも…」
口元を隠して大貴くんが顔を赤らめて呟いた。
城戸くんは少し驚いた顔をして、有吾くんはただじっと見ていた。
でも、このときの私は全然知らなかった。