幸せのQuintet

友情は儚いものなり



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そして放課後になった。



あの後の休み時間も昼休みも和香ちゃんは普通だったし私の勘違いだったのかな。



私は何もわかっていなくて安心しきっていた。



HRが終わると和香ちゃんはすぐに荷物をまとめて席を立った。


いつもなら声かけてくれるのに…



「和香ちゃん?」



私が声をかけても和香ちゃんはそれをスルーしてスタスタと廊下のほうに歩いて行く。



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